22年9月の仕様変更を経て現行V37モデル、発売から年数が経ちましたが、クラシックにも感じるボディ形状がカッコよくこの車両も希少になっていくはずです、23年にニスモも追加されましたので、ここでは24年現在、8色のボディカラーのラインナップを見ていきます。
スカイラインの塗色のクリヤー塗装はすべてスクラッチシールド(商品名)が塗られています「クリヤー塗装スクラッチシールド)」は、車のボディを小さな傷から守るために開発された特別な塗装技術です。この塗装技術は、自己修復機能を持っており、軽微なスクラッチ(キズ)を自動的に修復します。
【ニスモ専用色】 ニスモステルスグレー
カラーコード XLV 〈特別塗装色〉
カラーコード KCE ニスモ車両の専用色、一見するとステルスグレー(KBY)なのですが、よく見ると少し青みが強く、若干暗い、しかも「ソリッド」のKBYとは別物のGTRのニスモに塗られていた色と同じです、ニスモだけの特別な色という事らしいです。
他、4種類設定があるのですが、他のモデルと共通なので、色別で表示します。
ミッドナイトパープル(RM) 400R設定色
カラーコード DAP(特別塗装色 価格55000)
この色も始まりはR35、GTーRのTスペック用に作られた色です、以降他のモデルにも展開されて行きました
一見するとただの黒なのですが、光が当たると角度によって、紫のように見えたり、緑のように見えたり、見る角度(透かし)によって色みが変わる黒なのです、渋く輝く感じはとても個性的です。
配合を見ますと色味を変える作用のあるものが10%セント配合されているのですが、10%セントほどでこんなに色味に。変化が出るのか、と感心してしまいます。
ディープオーシャンブルー(P) 400R、GT設定色
カラーコード RCJ (特別塗装色 価格44000)
22年新しく設定された色で、構成は黒と青で半々で70%セントを占めていて青系のパールが4%セント程含まれています
紺色にパールが浮いているという感じの暗めの紺メタリックという色みです、メタリックの含有が少ないとソリッドの特徴が強くなるので、綺麗に保つにはメンテナンスは少々気を使う傾向になります。
ブリリアントホワイトパール 400R、GT、ニスモ設定色
カラーコード QAB (特別塗装色 価格44000)
3コートの白パールで一世代前の塗色なので少し透かしでのパールの黄ばみが強い色になっています、膨張色なのでボディの大きいスカイラインには存在感が好調されます。
メテオフレークブラックパール 400R、GT、ニスモ設定色
カラーコード GAG (特別塗装色 価格44000)
黒メタリックでGATという黒がラインナップであるのですが、似ている色ではあるのですが、スカイラインの黒は違いました、製造する工場や型にもよりますが、R35のGTRから採用されている色で2010年からのようです
構成を見るとフレークメタリックと大きさの違う白系、青系パールが含まれていて7%セント程の含有量です、メインの黒が70%以上占めていて、調整の白、赤、青、が含まれます、濁りのないスッキリとした黒にメタリックが浮いているという見え方をします。
スーパーブラックとの違いは、こちらはメタリックが含まれている黒ということです、同じ黒でもスーパーブラックと比べると幾分綺麗に保つのは容易になります。
カーマインレッド 400R、GT、ニスモ設定色
カラーコード NBA (特別塗装色 価格143000)
400Rやニスモには似合う色でしょう、驚きの価格設定ですが、、構成を見てみると、クリヤーに顔料を混ぜるカラークリアーです
近年多く展開されていますが、特に透かしで深みとツヤのある赤を再現できる塗り方になります、手間のかかる塗り方なのです、また赤系の色には珍しくメタリックが50%セントも占めていますので、しっかりメタリックが並んでいる、メタルを感じる色みになっています。
抑揚のある形をしているので色気が出ますね。
スーパーブラック 400R、GT設定色
カラーコード KH3
黒系が3種類もあるところがスカイラインらしいですね、メテオフレークブラックパールとの違いは、こちらはメタリックの含まない顔料のみのソリッドの黒です
往年の黒でかなり長い間、変更無しに使われています、近年はメタリックの黒が多くなってきていますいまだ現役で採用されています、セダンが強調されるいい色なのですが綺麗に保つにはかなり気を使う色です。
ダークメタルグレー 400R、GT、ニスモ設定色
カラーコード KAD
ここも定番のグレーメタリックで多くの車種に使われていますが、塗られるボディの形によって微妙に違う雰囲気になる、奥深さがあります、それ故に多くの車種に採用されるのでしょう、しっかりとメタリックを感じるグレーになっています。