R35 2025年モデル 最終バージョン
24年3月に25年モデルの発表がありました、現行GT-R R35、25年で終了とのアナンスがあったようです、この次のモデルが出るのか現時点ではわかりませんが、このモデルもハイパワーエンジンのみの動力という車両なので今後も希少性は上がっていくでしょう、思い起こすと発売は2008年でしたのでバージョンアップしながら17年間生産した事になります、そんな車両も珍しいのではないでしょうか、凄い事です。 ここでは備忘録もかねて、現行モデルの色のラインナップをみていきたいと思います。 以前はノーマルグレードもありましたが、今はプレミアムグレードしかないのですね。こだわりの色が展開されているのもGT-Rならではです。
ワンガンブルー Premium edition専用色
カラーコード RCB スクラッチシールド 特別塗装色 Premium edition
まず、名前が素敵です!、ワンガン=ベイサイドですね、R34のGT‐Rに塗られていたブルメタ、ベイサイドブルーの現代バージョンなんですね!当時から見ると有機溶剤関連を始めとする様々な法律が変わって塗料自体が変わっています、なので単純に当時の配合イコールにはならず、当時の色を再現するには結果複雑な塗り方になっているようです、当時よりは少しだけ発色が良くなるように微調整してあると言われてますが、やはりこれも完全イコールにはならないので、結果、少しいじりましたという事になっているようにも思います。 手間やコストが掛かっているのは間違いないので、流石のこだわりです。 19年から採用された色で構成を見ますとベースコートに種類の違うメタリックが3種類含まれています、2層目も色の為の層として使われているのですね、基本の考え方が少し違う作りのようです。アンダーコートのクリヤーで仮仕上げをしてそれからトップコートで仕上げているようです。
バイブラントレッド
カラーコード A54 スクラッチシールド Premium edition、ニスモ
構成をみていきますと、まず意外なところはソリッドなのです、面白いですね、17年のスカイラインでの設定色のようです、染まりの良いレッド3色での構成になっています、オーソドックスな2コートソリッドですが逆に希少なカラーですね。
アルティメイトメタルシルバー 共通色
カラーコード KAB 特別塗装色 Premium edition、Tーspec、ニスモ
GT-R専用色ですね、構成を見るとただのシルバーではなく、4層になっていて1層目、2層目で違うメタリックを使って仕上げていて、1層目を塗ってクリヤーで止めてしまい、その上から2層目を乗せて、トップコートで仕上げるという、手間のかかる手法でして、特別なシルバーという事ですね、補修では調色が大変になります。
ブリリアントホワイトパール 共通色
カラーコード QAB スクラッチシールド〉(特別塗装色) Premium edition、Tーspec、ニスモ
この塗色は広く展開されている3コートの白です、1層目に白ベースを塗り、2層目にパールを乗せていきます、正直に言いますとQABは世代が前の色になっているため、QACのスッキリとした白のGT-Rも見てみていところです。
ダークメタルグレー 共通色
カラーコード KAD スクラッチシールド Premium edition、Tーspec
広く展開されている定番のグレーです、塗装自体はオーソドックスな色なのでGT-Rを日常に使いたいと思われる方には良いですね、GT-Rに塗られると塊感が強く感じられます。
メテオフレークブラックパール 共通色
カラーコード GAG スクラッチシールド (特別塗装色) Premium edition、Tーspec、ニスモ
スカイラインに設定されている色ですが、10年にGT-Rに設定されたのが初めのようです、初期モデルにはソリッドの黒(KH3)の設定があったようですが、現在黒はメタリック入りの黒です、構成を見るとフレークメタリックと白系、青系パールが含まれていて7%セント程なので、メタリックが浮いているという見え方をします、GATと比べると若干メタルが少ないようです。塊感はやはり一番感じます。
ミレニアムジェイド Tーspec専用色
カラーコード JW0 スクラッチシールド (特別塗装色)
この色はR34のGT-Rファイナルエディションに採用されていた色のオマージュでして、当時ドイツの公道サーキットで色を確認をしたというこだわりの色の現代版の再現なのですが、これも当時からと有機溶剤関連を始めとする様々な法律が変わって塗料自体が変わっています、なので単純に当時の配合イコールにはならず、再現には苦労されたようで、無論こだわりの色ですね。
ミッドナイトパープル Tーspec専用色
カラーコード DAP スクラッチシールド (特別塗装色)
始りはR33GT-Rのミッドナイトパープルから歴史を紡いでいてR34にてはミッドナイトパープル2として色みを変えて限定台数で塗られていたのです、マルチフレックスカラーと日産は読んでいますが、日本ペイントではマジョーラと呼ばれていて調色はいらないとされていました、現在22年モデルから復活という形でGT-Rに採用されましたがこれは、当時の再現カラーではなく現在の解釈で作り直した色らしいです、今は他のモデルにも展開されましたが、やはりGT-Rに塗られるとひと味違う色に感じてしまいます。
オーラに塗られている DAP。
【NISMO】専用色 ニスモステルスグレー
カラーコード XLV ニスモ車両の専用色、ニスモステルスグレー、一見ステルスグレーKBYなのですが、よく見ると少し青みが強く、若干暗い、「ソリッド」の(カラーコード KCE)というGTRのニスモから始まりましたがニスモ車両にだけ展開されています、ニスモの特別な色という事らしいです。